アパレル販売員の実際

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華やかで憧れる人も多いアパレル業界。

販売員であれば、比較的簡単に就職できる業界でもあります。

好きなブランドで働きたい、という人も多いのでは?

 

私も今でこそ人材業界で働いているものの、新卒で入社したのはアパレル企業でした。

半年足らずで辞めてしまったのでうわべだけですが、アパレルについて書いてみます。

 

 

求人は数多あれど、ほとんどは販売職

アパレルといっても仕事はさまざま。

販売からデザイナー、バイヤー、プレスなどいろんな職種があります。

アパレル業界を希望する人の多くは販売職以外を目指しているように思います。

実際は、最初は販売から、というところがほとんどです。

私が新卒で入って会社もみんな販売からスタートでした。

そこでは採用時に職種が決まっていたのですが、9割が販売メイン。

その他がゆくゆくは営業やデザイナーの道に進める、という形でした。※私は販売メインの方。

販売以外の職種は限られた人しかなれないと思った方がいいですね。

実際に販売メインで入った場合のキャリアプランは、一般社員→副店長→店長→エリアマネージャーあたりですかね。

副店長や店長あたりまでは店舗数が多いブランドなら3年くらいで行ける人もいるかと思います。

が、それ以上を目指すとなるとなかなか難しいですね。エリアはそんなにないですし。

とはいえ、そのあたりまで続いている人も少ないので、確率的にはそこまでハードではないのかもしれません。

 

離職率が高い

アパレル業界(販売)はとにかく離職率が高いです。

さすがに私のように半年で辞める人は新卒では少ないですが、中途入社や契約社員にはたくさんいます。

私の入った会社では、営業候補として入社した子がいたのですが、販売員の期間で辞めてしまったそうです。

大体一年ほどで営業への転換だったようなので、一年もたなかったということですね。

販売メインに比べればエリートコースだったはずなのでもったいないなあと当時は思いました。

離職率が高い理由はいくつも考えられます。

会社によるとは思いますが、私のいた会社では下記のようなことがありました。

 

●服代がかかる

私のいたところは仕事用の服の貸し出しはなく、社販で購入でした。

半値くらいで買えるのですが、元々がそれなりに高く、数も必要なため結構な出費になります。

店頭にある商品しか着てはいけないため、在庫がなくなれば仕事で着ることができなくなります。

そうなれば在庫のある商品を買い足すことに…。

すぐ売り切れてしまいそうな可愛いデザインのものは手を出しにくかったですね。

プライベートでもそのブランドを着続けたいくらい好きならいいかもしれませんが、他のブランドも買いたい、となると金銭的に厳しかったです。

 

●その他のお金がかかる

アパレル販売員というのはお客様の見本になるべき存在です。

頭から足先まで気を使わなくてはいけませんでした。

当然、美容院代やコスメ、ネイルにかけるお金も必要です。

そこには割引が効かないので辛いところです。

 

●給料が安い

販売員の月給は大体20万くらいです。プラスでボーナスがあるかどうか。

決して少ないわけではないと思いますが、上のような理由もあるので全然足りないです。

そして、大体がシフト勤務なので残業代もないことが多いですね。

 

●ノルマ

明確なノルマがあったわけではありませんが、日々個人の売り上げは記録されていて、数字は管理されていました。

当然目標もありますし、達成できなければ店長と面談があったりします。

私のいたところでは、会計時の値札に売った人の名前を書いていましたね。

なので、基本的にレジを他の人に任せることはしませんでした。

接客とレジで担当者が違う店舗の場合は、あまり数字にうるさくないのかもしれません。

 

●人間関係が面倒

私のいたところは、単価が高く接客を重視するブランドでした。

そのため、自分の顧客、という意識がかなり高かったです。

あのお客様にはこの担当者、というのが暗黙の了解であり、間違えて声をかけようものなら注意されたり…。

自分で新しい常連を作らなきゃいけなかったり、他のメンバーのお客様を覚えなきゃいけなかったりと新人には辛い環境でした。

 

●長く続けにくい

サービス業に共通ですが、シフト勤務なので結婚や出産を考えると続けにくいですね。

そのブランドが好きな人であっても、結婚や出産をきっかけに辞める人は多かったです。

というより、店長やマネージャークラスで既婚者はいなかったかも。

 

 

結論

ということで、アパレル業界で活躍したいと思うとなかなか難しいかも、というお話でした。

あくまでも私のいた会社なので、そうじゃないところもたくさんあると思います。

私のいたところは、いわゆる赤文字系雑誌によく出ているブランドです。

会社規模もそんなに大きくなかったので余計にかもしれません。

いくつもブランドを抱えているような大手だったらまた違うのでしょうね。