ご飯を食べると痛む?唾石症になりました。
仕事関係をメインにするつもりで作ったこのブログですが、一番人気の記事は足の裏のホクロについての記事になっています。
経験者が少ない体験を元にした方が需要があるのかなーと思い、以前体験した「唾石症」について書いてみます。
「唾石症」という病気、聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
胆石や尿結石は有名ですが、唾石症も同じようなもので、結石が唾液腺にできたものです。
結石というとある程度年齢がいってからの病気に思えますが、唾石症は比較的若い人でもなるようです。
私自身も症状が出たのは20代後半。
しかも石の大きさが1cm近くにもなっていたわけで、一体いつからでき始めたんだろうと不思議なくらいです。
さて、そんな唾石ですが、ある時いきなり症状が出始めました。
食事になると右の首にあるリンパ腺の辺りが痛むようになったのです。
リンパ腺が腫れることはたまにあったし、痛みも同じようなものだったので、最初はリンパ腺が腫れてるのかなーと思っていました。
(今思ったけど、もしかしたらこれまでリンパ腺が腫れてたと思ってたのがこれだったのかも。熱も出ないことが多かったような気がするし。)
でも毎回毎回痛むのは食事の時のみ。食べ終わってしばらくすると痛みは消えます。
なんだかおかしいなあ、とネットで調べてみると「唾石症」ぽい。
ほっといても治らないらしいのでとりあえず近所の口腔外科のある歯医者へ行ってみることに。
歯医者で症状を伝えるとレントゲンの撮影へ。
奥歯の下にバッチリ石が写っていました。奥歯の大きさくらいあるかもとのこと。
ここではどうにもできないので大きい病院へ行ってください、と紹介状をもらいました。
手術じゃないと難しそうだということと、おそらく口の中からは取れないので1週間ほど入院になるだろう、と。
当時子供が生まれたばかりで1週間も入院なんかできない状況。
でも、放っておいても良くはならないのでとりあえず近所の大学病院へ。
当時は育休中で、大学病院に0歳児を連れて行くわけにはいかず、旦那さんがお休みの土曜日になりました。
土曜日の大学病院は混んでいます。
紹介状があるとはいえ、予約があるわけではなく…。
口腔外科なんてあんまり患者いなさそう、と思っていたのに、普通の歯科でかかる人が多いんですね。。
虫歯くらいなら町医者に行けばいいのにと思ってしまう。
しばらくして呼ばれたものの、持って行ったレントゲンと簡単な触診があって終わり。
石の位置や大きさを特定するためにはCT検査が必要とのことですが、この日は受けられず。
再度予約をして行くことになります。
二度目の通院でCTを撮影し、具体的な手術の話になりました。
石の大きさが1cmほどあること、場所が顎下腺の奥の方にあることから口の中からは取れないそうです。
首のあたりを切ることになるので入院は1週間〜10日になるとのこと。
この頃、症状が出始めて1ヶ月ほど経っていましたが、手術が最短で予約できるのはさらに2ヶ月後でした。
だんだん症状が強くなってきていたので時間が空くのは辛かった…。
その後術前検査とのことで、血液検査やMRIを受けることになり再度予約。
MRIはなぜ必要なのか忘れましたが、この頃から漠然とこの病院は唾石症にあんまり詳しくないな、と思うようになりました。
担当医師も研修医上がりくらいの若い先生だったし。
術前検査まではさらに1ヶ月あったので色々と調べ、石に効くというウラジロガシ茶を飲んでみたり、手術の体験記を読んだり。
そんな中で見つけたのが横浜に唾石症の名医がいるとの情報。
他では口内から石を取るのは難しいと言われた人たちも、その名医にかかれば口内から摘出でき、さらに入院も2泊3日で済むというのです。
噂を聞きつけた患者たちが全国から集まってくるとか。
これが例えば新幹線の距離だったら難しかったでしょうが、幸いにも我が家はその名医がいる大学病院まで1時間ほど。
藁にもすがる思いで、まずはメールで問い合わせをしてみることにしました。
続きはこちら→唾石症。摘出まで。
※ちなみに、ウラジロガシ茶は3ヶ月ほど飲み続けましたが、1cmかつ奥の方にある私の石にはあまり効果がなかったようです。
顎下腺ではなく舌下腺にある石なら違っていたのかも。
その後尿道結石に悩む職場の男性に譲ったところ、2週間ほどたって石が出たと報告がありました。
安いので試してみる価値はあるかも。