「登録したのに一向に紹介がない」「エントリーしても選考で落とされる」
派遣登録している方であれば憤りを感じている方も多いと思います。
「派遣でも決まらないなんてどうしたらいいんだろう」
今の時代望んで派遣という働き方を選ぶ人は少ないです。
正社員が決まらないから派遣を選んだのに、それでも仕事に就けないとなると憤りも当然ですよね。
でも派遣会社で働いていた立場からすれば、
派遣だからといって仕事を見つけやすいとは言えないのです。
ここでは実体験をもとに「紹介されにくい人」について率直にお伝えします。
ケース1 職歴が多すぎる・短い
これは1番多いケースです。
1年未満で転職を繰り返していたり、10社を超えるような職歴がある人が当てはまります。
なぜ嫌がられるのかというと、また同じようにすぐ辞めるリスクが高いからですね。
これは通常の転職活動であっても同じです。
すぐ辞められてしまっては派遣会社とクライアントの信頼関係にも影響が出るので、
そういう意味では正社員の転職よりもシビアかもしれません。
あとは経歴書=スキルシートの作成がめんどくさい、という個人的な思いもあったりします。
派遣会社側としても、少しでもスタッフを良く見せるために経歴の見せ方を工夫するのですが、
経歴が多いと非常に作りづらいのです・・・。
ケース2 スキル不足・経験不足
これまでの経験とは違う仕事を希望している人に多いです。
一番多いのは販売や営業から事務に転向したいと思っているケース。
あとはスクールで学んだことを仕事にしたい(WEBや英語など)ケースですね。
派遣では特に実務経験が大切です。
企業からすれば、1から教える余裕がないから派遣を雇うわけなので当然と言えば当然です。
ケース3 年齢
本当はダメなんですけどね。
実際は年齢だけでNGって、とっても多いんです。
大体40代半ばくらいになると紹介が難しくなってきます。特に事務系職種では。
残念ながらスキルがあってもダメってことも多いです。
ケース4 紹介できない人として登録されている(ブラックリスト)
派遣会社にもブラックリストは存在します。
といっても本当にリスト化されているわけではなく、スタッフの情報に「警告」がついている状態ですね。
おそらくどの派遣会社にもあると思います。
面談や電話での対応が良くない場合や、見た目に問題がある(ビジネスシーンにふさわしくない)、見学のドタキャン、就業決定後の辞退、就業開始後すぐに辞める・バックレるなどがあるとその後の紹介は難しくなります。
自分ではどうしようもない理由もあるのですが、実際はこれが現実です。
経験が少ないだけならなんとかなるのですが、すでに職歴が多かったり、年齢だったりすると自分ではどうしようもならないですよね。
本当はそういうケースでも仕事を見つけやすくなる世の中になれば一番いいのですが・・・。
ここに当てはまってしまう場合はどうするべきか、また書きたいと思います。